なみだ2

ルミ  2009-06-07投稿
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「なんで、ココにいんの?」
佐山くんが聞いてきた。そんな事
聞かれても…。アタシは

「わかんない。」

しか、答えられなかった。
「佐山くんこそ、なんで、いるの?」

佐山くんは、困った顔をした。

そういえば…佐山くんと話すの

初めてだ。佐山くんは、

運動神経バツグンだし、頭いいし、カッコイイ

という男子らしい。だから
クラスの女子から人気だそうだ。

佐山くんが、口を開いた。
「オレは、夕日が好きなんだ。」

なんて、いった。

「意外。」

「なにが?」

佐山くんは、少し首をかしげた。

「べつに」

アタシは、笑いながら行った。

だって、なんかすごく変だった。

佐山くんは、いきなり笑い出した。

アタシは、ビックリした。
佐山くんて、変な人。でもオモシロイ。

アタシは、佐山くんと一緒にわらった。

佐山くんと笑っていると、
2年前の事を思い出す。

あの日の事を。今のように
大好きな人と一緒に笑ってた。悲しい過去を。

ねぇ、連くん。

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