立ち尽くす僕に君は背中を向けて歩き出す
 もうすべてが終わったこれが最後の夜だね
 二人がいつも見ていた夢がシャボン玉みたいに
 弾けて消え失せて行くどうすることも出来ない
 重ね合わせた優しさただ思い出にするために
 お互い心捜したそんなはずじゃないたろう
 言い出せない一言が溜め息に変わって行く
 通り過ぎた記憶はやがて色あせるのだろう
 初めて二人が出会ったあの日の想いを
 思い出せたならばきっと 遠ざかる君を追い掛けて その腕引き寄せた
 もう遅いね
 傷付け合った心は何を見つけたのだろうか
 独りきりの自由なの孤独な二人だったの
 もう二度とあの時には戻れない二人だけど
 この胸のどこかでまだ君の微笑み捜してる
 このままでいればこれ以上
 思い出に傷が
 増えることなどないけれど
 少し遅すぎた優しさが
 置き場を無くしてる
 もう遅いね