出会ったのは、一ヶ月前。 君は始めから無口だった。 僕もだけど。 あれは、アルバイトの帰り。外は気が付けば土砂降りの雨。 幸運にも僕は、置き傘があった。だけど君は置き去りに出来ない気がした。 勇気をだして「駅まで送るよ。傘ないんでしょ?」と声をかけた。 君は黙って頷いた。 時には雨もいいかなと思った夜だった。
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