あたしたちは懐中電灯の光を元に奥へ進んでいく…
「このへんにサッチャンの死体があるはずだよ…こんなところに人なんて住んでたのかなぁ…?」 「そりゃ80年前だからねぇ…」
あたしたちはそんな話をしながらサッチャンが殺されたという一番奥のところについた。
「噂によると『つらされてる』とか『袋づめにされてる』とかなんだけどなぁ…」
あたしはひたすらカメラをまわす…
その時だった
「きゃあぁっ?」
と晴瀬の悲鳴が聞こえた。
「晴瀬?どうした…」
あたしは言葉を失った。そこには首をつられているミイラの女の子…
その手には晴瀬の髪が握られ女の子は不気味な笑みを浮かべている。
「なつき…ッッ…たすけて…」
晴瀬は泣きながらあたしに助けをだす…
その時どこからか声がきこた。
「…サッチャンがね遠くへ行っちゃうってホントだよだけどちっちゃいからサッチャンのこと忘れてしまうだろ…カナシイネサッチャン…」
ー数年後…ー
「ねぇここしってる?」 「知ってるよぉ」
「前にここでサッチャンの真相を探るために中に入ったらしいけど行方不明になったんだよね」
「そぅそぅ怖いよねサッチャンに呼ばれたんじゃない?(笑)」
「ビデオカメラが