眠りにつくまでの間…
誰かをふと思い出していた
変わり行く世界に一人
夢を追いかけて
目の前を走り抜けた夏
簡単な言葉一つ
かけられずに
申し訳ない苦笑い
田舎を後にしたあの人
あの日
と今日の
繋がるものはもう
何もないのに
今もこの時期には、思い出す
語り合った日々を
長かった夏を
吹き抜ける風と共に