私は知らなかった。
まだまだ子供で、
楽しい恋愛に夢中だった。
なのに男子って‥。
私は中学3年で可愛いってよく言われるの。
自分では自信ないけど。
私は泣くのが嫌い。
こんな私には大好きな人がいます。
片思いだけど‥。
恋愛が楽しくって楽しくって、
大好き人と目があうと嬉しくって嬉しくって!
そんな楽しい恋愛に夢中な日々だったの。
けどある日元カレからいきなりメールがきた。
「今度セックスしよう」
って‥。
私はすごく悲しくなった。
何っっ!?
男子って‥なんなの?
こんな事普通に言えるの?
って思った。
付き合ってないのに…
こんな軽いの?
私はこの悲しい思いを1人で抱える事ができなくて、
男友達にメールで相談してみたら
「男子はみんなそうだよ」
って言われた。
私は
「やめてよ」
と言う事しか出来なかった。
「お前の好きな奴だってよく、セックスして〜って言ってるよ。」
は‥?
もう頭がかち割れそうだった。
男子って…
みんなエロいの?
だが次の日学校で私にさらなる追い討ちをかけるnewsが入ってきた。
「お前の好きな奴彼女できたって」
……えっ…?
戸惑いを隠せない私に、
友達は
「ド〜ンマイっ」
と軽々しく言ってきた。
ふざけないでよ。
なんで私ばっかこんな思いしなきゃいけないの?
私の目にはだんだん涙が浮かんできた。
「さいあく…」
だめだ泣きそう。
と私は下を向いた。
「どうした?何かあった?」
誰かが私に話している。
ふっと顔をあげると
私の大好きな大好き彼が優しい顔で私を見つめている。
「なんでもありませんよ。」
ちょっと態度悪く言った私。
「あのさ、こんなタイミングで言うのもなんだけど、俺あなたが好きです。可愛くて、誰よりも強い心を持ったあなたが大好きです。付き合ってくれませんか?」
「彼女いるじゃん」
バカな答えを出した私。
「好きな人がいるって言って別れた。」
「……本当に?私も好きだったよう…。」
と言って私はおもいっきり泣いた。
そんな私を彼は優しく抱きしめてくれた。
優しく微笑み、
暖かいハグ。
この人は普通の男子とは違うってすごく感じた。
私たちはこの日から永遠に結ばれたんだよ。
ずっとずーっと一緒だよ。
泣くときはいつも一緒だよ。
------end-----