どれだけ成長したのか
知らないうちに、僕は
上を目指していた
伸びて伸びて
誰かの木陰を作り
伸びて伸びて
癒されることを
望む誰かのそばにいたいと
願った
しかし、
僕はある時、根元から切られた
僕を要らないと思う誰かの一声で
僕は姿を消した
君は哀しんでくれたのだろうか
僕がまだ、太陽の光を浴びて輝いていた頃を思って
君は、僕を忘れないのだろうか?