紗歳  2009-06-09投稿
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どれだけ成長したのか

知らないうちに、僕は

上を目指していた


伸びて伸びて

誰かの木陰を作り

伸びて伸びて


癒されることを

望む誰かのそばにいたいと

願った


しかし、


僕はある時、根元から切られた



僕を要らないと思う誰かの一声で

僕は姿を消した


君は哀しんでくれたのだろうか

僕がまだ、太陽の光を浴びて輝いていた頃を思って



君は、僕を忘れないのだろうか?



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