「今日は楽しかったね♪♪」
瞳がまた自転車を軽やかにこぎながら心に話し掛けてきた。
『そうだね!!瞳は誰がタイプだった?(笑)』
「あたしはね〜、アッキーかな☆★」
{えっ…。だって、アッキーは…。}
心はやっぱり昭幸が気になっていた。
『ま、まぁ翔には手を出さないでね!!』
心は明らかに動揺していた。
{瞳もアッキーが気になってるんだ…。心もアッキーが気になっていたけど、心はずっとずっと翔が好きだったんだよ。今、アッキーのことを忘れれば翔のこてを好きでいられるよね。}
心は自分にそう言い聞かせていた。
『瞳、ありがとう!!今日は楽しかった☆★また遊ぼうね。』
「うん!!じゃあね」
心は帰り道でもやっぱり翔とアッキーのことを考えていた。
{翔…。アッキー…。もう、どうすればいいか分からないよ。}
そうしてる間に心は家に着いた。
すると、出掛ける時に忘れていった携帯にメール受信のランプが光っていた。
{誰からだろ?}
ピッ
続く…