CAまでの道 第2章

アンナ  2009-06-10投稿
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私がCAを目指そうと思ったきっかけ

それは

接客の最高峰だと思うから

ある時、飛行機をよく使用している時期に何度も出会ったCAさんのナチュラルで気の利いた接客に惹かれた

こんな女性になりたいと感じたのだ

女性ならいつまでも綺麗で素敵な女性でいたいと思うはず

CAならずっと綺麗で誰もが憧れる存在になれる

あたしはその気持ちが誰よりも強いのだ

その事件は大学入学当初の事だった

大学に入学したての私は化粧はせず服に着せられてるような田舎者丸出しの女の子だった

まだ誰とも付き合った事のなかった私は大学1目立つグループのナベ君(あだ名)に恋をした


しかしその思いはある日の電話で砕け散った…


ルルルルル(着信音)

「もしもし?」

「あっ俺、清水」

それはナベ君といつも連んでいた仲間の1人からだった

「あのさ、前からアンナの事好きだったんだよねぇ、俺と付き合わない?」

生まれて初めて告白で戸惑いを隠しきれなかった

乙女なら一度でも妄想する彼氏の存在

ましてや、彼氏なんか生まれてこのかたいなかった私にとっては尚更だった

「ちょっと急だから考えさせて」


「わかった」

ドキドキが止まらなかった

好きじゃない相手だけど何故か悩んでいる自分がいた


ルルルルル(着信音)

あっまた清水君から電話だ

「もしもし?」

「あっ俺、俺。悪りぃさっきの罰ゲームだから忘れて、ほんじゃぁ、また」

電話の後ろでは笑い声が聞こえていた

ゲームに負けて罰ゲームとして携帯履歴からイケてない女にかけて告るというゲームをしていたと、後から知った


あたしは頭に血が登った


その時から自分を変えようと思う気持ちが人より強くなったに違いない

あたしはあの時の罰ゲームのターゲットにしてた奴らを見返して自分を磨いてドンドン綺麗になって幸せになろうと誓った



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