朝。
優美は、はやと君に電話した。
「もしもし、はやと君?」
「おぉ!!優美どうした。」
「昨日は、ありがとう。」
「あぁ〜。いいよいいよ。」
「本当にありがとう。」
「今日、ゆっくり休んでまた明日、元気に来いよ。」
「うん。」
「じゃあな。」
「バイバイ。」
「浩輔、起きて。朝だよ。」
「ゆみぃ〜、おきてたんだぁ。」
「おはよぉ、浩輔。」
「おはよぉ。優美。」
「ねぇ〜海、行きたい!!」
「海に行きたいのかぁ・・・。」「うん。行きたい。」
「ょし、行こう。」
「やったぁー!!!!チェリーもねっ!!!」
「準備OK!!!!」
1時間20分後。
「到着!!!」
「見て!浩輔。」
「綺麗だねぇ。」
「うん。」
「海っていいよなぁ。」
「うん。本当にいいよねぇ。」「優美、海で見る夕日好きだよなぁ。」
「キレイだし、もう最高。」
「浩輔は海で見る夕日好き?」
「好きだよ。」
「本当に?」
「本当だよ。何でも忘れられる。」
「優美もそう思う。」
「でも、一番忘れさせてくれるのは、お前だ。」
「ちょ、ちょっと今、言わなくていいじゃない。」
「何照れてんだよ。」
「別に、照れてるんじゃんないよ。」
「じゃあ、どうしてかなぁ〜。顔が真っ赤になってるのは。」
「夕日で赤く見えてるだけ。」
「本当かなぁ〜。」
「本当だょお。」
「じゃあ、優美を信じて。」
「優美を信じて!!」
「帰ろうか。」
「うん。