いつかまた〜17〜

友愛数  2009-06-12投稿
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ドアを前にして、一瞬ためらった。

インターホンを鳴らして、起こしていいものか…。


とりあえず、ノブに手をかけた。

ガチャ。


ドアは開いた。

「ちさ?」

呼びかけるも、応答はない。

テーブルには、僕が置き忘れた携帯と鍵があった。

部屋に入り、それを手に取りながらちさを見ると、
すぅすぅと寝息をたてながら、ちさは眠っていた。


僕は少し考え、携帯を開いた。


トゥルルルル、トゥルルルル…

「あ、おじさん?悪いんだけど、ちょっと今日遅くなるかも。…うん……行けるようになったらすぐ行くから」

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