大輔はその夜ベッドの中に入ったが寝つけずにいた。もちろん今日の出来事の所為でだ。
「もし脳内メーカーの結果のように俺の頭に虫がいるなら、俺はあの夢のように虫に喰われてしまうのか?いやいや、そんなはずはないだろう、脳内メーカーなんて所詮ゲームだ。本当に俺の頭の中に虫がいるわけじゃない。……そうだ!翔太が俺を恐がらせようとして、仕込んだんだ!脳内メーカーをやった後の翔太のあの表情も演技だったんだ!絶対そうだ!…………いや、違う…。翔太はそんことをするやつじゃない…。それじゃあ…あの結果はただの偶然なのか?それとも誰かの陰謀か?それとも…やはり俺の頭の中に虫が………。チクショー!なんで俺がこんな目に逢わなきゃいけないんだ!………俺が何したって言うんだよ……。」
いくら考えても何の解決にもならず大輔は眠りに落ちた。
………うじゃウジャ…