全ての人間が幸せになれるとは限らない…
全ての人間がいつもと同じ毎日をおくれるとは限らない…
秋良「やっべぇ、遅刻だ」秋良「おふくろ!何で起こしてくんねぇんだよ!」
晴海「ちゃんと起こしたじゃない!あと10分って言ったのは誰?」
この人が俺の母親。親父は物心ついた頃にはいなかった。聞いた話しだと事故にあって亡くなったらしい
秋良「マ、マジで?」
晴海「マジで遅刻しちゃうから早く食べなさい」
秋良「あぁ!」
俺は近くの高校に通ってる高校二年生。友達は、まぁ多くはないな。
キーンコーンカーンコーン
秋良「な、なんとか間に合った…」
亜矢「相変わらず心臓に悪い登校の仕方してるよね」 湊「よく死なないな。お前」
この二人は俺の幼なじみだ。宮川亜矢と佐久間 湊小さい頃からよく遊んでいた。
秋良「生きてて悪かったな」
湊「まぁ、それだけお前の登校はスリリングなんだよ」
秋良「なんだよ。それ」
亜矢「あ、そうだ。今度の休みに三人で遊園地行かない?遊園地のチケットが三枚手に入ってしまったのだよ、明智くん」
湊「いや、佐久間だから…」
亜矢「いやぁ、久しぶりにさ、幼なじみ三人で遊ぼっかなって、どう?いくよね秋?」
秋良「あ、あぁ別にいいけど」
亜矢「よーし決まりー」
実を言うと俺は亜矢が好きだったりする。この気持ちはいつからだっけかな…