主婦という生き物が恋をしてしまったら…
旦那もいる、子供もいる。
忘れていた気持ち…
キムタクにドキドキするのとは全然違うこの気持ち…
胸が苦しくてうまく息ができない…
「最近、うちの奥さんとできないんです…」
たまに一人で行くビールの美味しいスポーツバー。
「どれくらい？」
「もう一年くらい…」
カウンターで知り合い、贔屓の野球チームの話題で息投合してからよく一緒に飲むようになった彼。
「あんなに可愛い奥さんがいるのに…なんで？」
「なんでかわからないんです…」
そんな事急に言われても、どう答えたらいい？
私の胸がキューンとなってしまうじゃないのよ〜
彼としては単に年上のお姉様にでも相談しているつもりなのよね？
ちょっと情けない表情の彼がとても可愛いくて今すぐにでもチュッってしたくなっちゃうじゃないのよ〜
ダメダメ。
あぁダメダメ〜。
下のほうまでドキドキしてきちゃうよ。
ここはグッとこらえて冷静にならなくちゃ。
「まずは寝る時に手をつないでみたら？」
あ〜つまない事言っちゃったかな？
「そうですね…」
素直に返してくるところがまた可愛いじゃん！
しかし一年も…って奥さんは相当欲求不満だろうな。
なんだかＨな気分になってきちゃったよ〜
お持ち帰りしちゃいたい。
いかんいかん。
家に帰ったら旦那様がまっているのよ。
とりあえずビールおかわり。やばい飲み過ぎ…
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