いつかまた〜28〜

友愛数  2009-06-15投稿
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放課後、ちさと門で待ち合わせた。

いたいた。

「おーい」

ちさが僕を見付けて笑う。「あ、おーい」
ヒラヒラと胸の前で手を振った。

そして僕とちさは、並んで歩き始めた。

「針金、いるかと思って少し持ってきた」

「ほんと?ありがとう!今日、ひとつくらいは完成させられるかな?」

「どうかなぁ…粘土なら出来るかもしんないけど、布は…」
言いながら、なんとなくちさを見ると、ちさもこっちを見ていて、少しドキッとした。

「楽しみだね」

ちさは、ワクワクしてたまらない!って感じの笑顔でそう言った。

出会った時からそうだった。ほんとに、創る事が好きなんだな…
他の何も、目に入らないくらい。
もちろん、僕の事も……



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