その後の記憶はあんまり残ってない。
相当ショック受けたんだろう……
気付いたら自分の部屋にいた 「お前やらかしたな!」
一つうえのにいちゃんが笑いながら部屋に入ってきた。
「うるせぇよ!」
目の前には停学の書類が置いてある。
入学式当日で停学になったやつは世界でもおれが初めてだろう。
「たぶんギネスにのるぞ」
「でていけ」
それから何時間過ぎたか分からない
ピンポーン
突然のベルが鳴った。
急いで階段を降りてドアを開けた。
「こんにちわ」
そこにはあの大人しい河合彩が立っていた。