いつかまた〜33〜

友愛数  2009-06-15投稿
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「おかしいな…あったと思うんだけど…」

ちさの後ろ姿を見ながら、ふと梨玖の言葉が浮かんだ。

『行かないで欲しい時や、ワガママ言いたい時に、正直な気持ちを相手にぶつけられないのが辛かったりもするかな…』


ダメだ。


止まらない。


「ちさ」

「なぁに?……あ!あった!」


「好きだ」


ちさの動きが止まった。


一息おいて、ゆっくりと、ちさがこっちを向いた。


「好きだよ」


感情の赴くまま、僕はちさに気持ちをぶつけた。




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