──私たちはどれだけの時を経てここにいるのだろう──
──私たちはいつの間に知り合っていたんだろう──
──誰も知らない何もない世界のなかで私たちは──
──出会った──
──同じ種族じゃないなんて理由で引き裂かれたりなんか──
──しない──
──ほらね、あの森の道の奥で──
──私は待ってるよ──
──深い深い森の奥。懐かしい香りすらする──
──私はここを知ってるの?──
──私はここであなたに出会っているの?──
──私はここで………──
──生きて------いたのかな?──
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第一章──…。
妖しげな道──