期間限定恋愛〜45

高橋 亜樹  2009-06-17投稿
閲覧数[378] 良い投票[0] 悪い投票[0]

亜樹は一也と病院に着いた…
病院の玄関で車椅子に乗った…

「また病人に戻ったね…」

一也が、返事をしなかった…聞こえなかったのかなくらいしか、亜樹は思わなかった

亜樹の心臓病棟に着いて、ナースステーションの前で看護師が亜樹と一也に気が付いた。

「久しぶりの外出は、どうでしたか?」

そう言って、心臓に付けるモニターを亜樹に付けた。

「やっぱり、まだこれは外せないんですかね…?」

「先生の許可が下りるまでは、我慢して下さい」

病室に戻って亜樹は、ベッドに横になった…

「ねぇ、一也…?亜樹は、ホントに良くなるのかな…」

一也の返事がない…

「ちょっと!聞いてる一也ってば…」

「あっ!ごめん…亜樹の病気はね…完治は難しいみたいだよ…。手術で人工的な物入れてないと、命に関わるんだし…これから先、生活に制限があるかもしれない…」

「ふ〜ん…って一也何でそんな事言うわけ?何か怪しい…」

「ただ、亜樹が心配なだけだよ。退院したら、すぐ無理しそうだからさ」

「じゃあ、一也がしっかり見張ってないとダメだね。」

「そうそう(笑)」

どことなく、一也の様子がいつもと違ってた…

それから、また毎日一也は亜樹のお見舞いに来るけどあの外出した日から、一也様子が何かおかしいみたい…
でも亜樹には、聞けないし聞くのが怖かった…



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 高橋 亜樹 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ