いつかまた〜44〜

友愛数  2009-06-19投稿
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「大丈夫?恋歌。ちょっと水とかない?」

恋歌の背中をさすりながら言う梨玖に、

「あ、ウーロン茶なら…」

ちさが辺りを見渡して、見つけたウーロン茶を差し出した。

「ありがと…」

恋歌はそれを一口飲んで

「大丈夫、大丈夫。歩けるよ」

と言った。

いや、絶対どっかで寝るだろ。

「俺、家まで送って行くわ」

「ホント?頼める?トーマ」
心配そうな梨玖。

「大丈夫、ちゃんと連れて帰るよ」

「いいぃよぉー。自分で帰れるって」

「全然大丈夫そうにないんですけど。方向同じなんだから、ついでって事で送られとけ」

「んんん〜…」

両手のひらで顔をゴシゴシする恋歌に

「ね、そうしてもらいな?一人は危ないって」

梨玖が言った。

「…分かったぁ……トーマよろしく…。でも送り狼は勘弁だからね…」

誰が!!

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