思い出に立ち止まる夜を越えて行かなければ、新しい、明日を見つけられない。
だけど、今引き出しの奥に仕舞った、一枚の写真を取り出して眺めてる長い夜。
今だけは、こうしていたいなんて、一人きりの夜を抱きしめてる。
遠い記憶の少女の君が魅せた笑顔が優しかった。
何も知らずにただ好きだった。そんな僕が小さく見えた季節に。
少年の瞳に映る輝いたあの夢。少しづつ重ねた時間に霞んで、素直に笑えた、あの頃を忘れて、造り笑い覚えて大人になって行く。
僕だけは、変わらないよと。その気持ちだけは。
遠い記憶の少女の君は、今もきっと、輝いているはず。
押さえ切れない逢いたい気持ち。そんな僕は、誰の優しさの中に、、
眠れない夜をあとどれくらい越えて行けば、あの頃の自分に、なんて、、
遠い記憶の少女の君が魅せた笑顔が優しかった。
何も知らずにただ好きだった、そんな僕が小さく見えた季節に。