いつかまた〜56〜

友愛数  2009-06-22投稿
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夢じゃない。

僕の腕の中に、ちさがいる。

頬に、ちさの髪が触れる。

僕の背中には、ちさの腕の感触がある。



夢じゃない。




もう、胸張って、ちさに好きだって、伝えていいのか?



どれくらい経っただろう。
そっと体を離した。

ちさは、うつむいてた。
恥ずかしくて、僕を見れないかの様だった。

その姿が可愛くて、また抱きしめたくなった。


その時、ちさの後ろに何やら……

「…あっ!」

僕は声をあげた。

「?」

僕を見たちさに

「あれ見て?」


暗くて分からなかったけど、公園の一角に、クローバーとしろつめ草がびっしり生えている場所があった。

「……あ」



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