keep your smile 25

ピーチピンク  2009-06-23投稿
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職員室から出てきた拓人は担任と話し合いながら一応の見通しがたってきて、区切りがついた事に、その方向性にかける 道が自分にとって最善だと信じて疑わなかった。

(この学校ともお別れか…)

少しだけ感慨に耽っていたとき、急に美優の事を思い出した。

(あ、あいつとも、また お別れか…)

美優の事は気になってはいたものの、それよりもざわざわした自分自身の心の葛藤に毎日悩まされ、ようやく一つの方向性にたどり着き、急に美優の事を思い出していた。

美優に気に掛けてもらっていた事は、十分分かっていたが、ぞんざいな態度を取ってしまっていた事に申し訳なく感じていた。

自分の荷物を取りに教室へ向かうと、美優に最後の置き手紙でも机の中に残していこう…、と思いついた。

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