読みヤスイ小説7

 2009-06-23投稿
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サフィニアを育てはじめてから一ヶ月ほどたった

俺は、あの花屋の女性店員の所に足しげく通って、世話の方法を聞きながら

何気に仲良くなろうという作戦を実行していた

なんとか名前を聞き出すことには成功した

名前は『友田かなみ』という

かなみちゃんは、花が本当に好きで

花の世話をしている時の彼女は本当に可愛い

あの優しい眼差しで見つめられたら・・

と、幸せな妄想ばかりをして本を開くことを忘れていたわけだが


「なかなか進展しないもんだな」

俺は、ハァとため息をつきながら、自分の部屋に腰かけた



尻の下に何かを踏んだ

「あ、なんだ本か」


俺はしばらく開くことのなかった「読みヤスイ小説」を手にとった

久々に読んでみるか


俺は、一ヶ月前に必死に読もうとしていた『女体の神秘』の章に再びチャレンジすることにした



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