誰もいないところに行った…
「なんであんな嘘ついたの？」
私はｷﾚながら言った
「ごめん。勝手なことしたのは謝る…でもあのこと現実にしたいと思ってる」
「…！」
突然のことで
なにがなんだか
わからなかった
「…どういうこと？」
「実は…俺お前のことすきなんだ」
急な告白に
言葉がみつからない…
「えっ…ﾎﾝﾄに？まだ知り合ったばかりじゃん！」
「俺ｸﾗｽ違ってもお前のこと思ってた。去年の春ぐらいから…」
「……そうだったんだ…今は返事返せない…時間ちょうだい…」
「ずっとまってる…」
裕太は走ってもどっていった
私がﾄﾎﾞﾄﾎﾞ歩いていると
「茜！」
振り向くと
汗だくな慧がいた
「どっどうしたの？」
「ﾊｧ。ﾊｧ。お前小堀とつきあってんのか？」
やいてるのかな…
少しうれしかった
「彼女のいる慧には関係ないでしょ！」
ﾂﾝとした態度でいってやった
「やめとけって。あいつ前から評判悪くて裏切りものなんだよ！」
ちょっとイラついた
「別にまだつきあってないし…」
「なんだー。よかった」
慧の態度に疑問をいだいた
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