雨の日に

ORIORI  2009-06-25投稿
閲覧数[422] 良い投票[0] 悪い投票[0]

雨が嫌いだ。

雨は気分を憂鬱にさせるし、洗濯物を乾かしてくれない。
ズボンの裾を汚してしまうし、運動会を中止させてしまう。

でも嫌な事ばかりだろうか。

ある雨の日ふと立ち止まってみる。

どこか懐かしい雨の匂い。どこからともなく現れるカタツムリ。

雨のカーテンを通して見る紫陽花は何かいっそう綺麗に見える。

現代はとにかくせわしない。

何でも揃うこの時代の欠点は目の前にある素晴らしい物に気付かないこと。

肩の力を抜き、違った視線で見てみれば、嫌な嫌な雨もきっと、雄大な自然のメッセージへと姿を変えるだろう。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ORIORI 」さんの小説

もっと見る

エッセイの新着小説

もっと見る

[PR]
素敵なお相手紹介
(*^^*)無料体験☆


▲ページトップ