1,コロニー
少し経ってから口を開いた。「ええとなぁ、実はJAPANコロニーに暮らす事になって」
五人全員はもる。
『ええぇぇ!!』
無理もない、コロニーに旅行するだけで、その人は英雄扱い、それなのにそのコロニーに暮らすのだから、驚いても無理もない。
いずれにせよ、今の環境問題が、解決しなくて、大陸が沈んだら、結局は人間はしぶしぶ嫌でも宇宙にいくのだから、地球温暖化なんざ、200年前でも問題になっていたが、未だにスッキリ解決はしていない。
海の水の増加を恐れた政府は、海洋国の日本を始め、国の外側に透明の壁を開発し、国が透明の壁に囲まれている。もちろん海に触る事なんか出来ない。サーフィンがどれだけ、抗議したことか……。
貿易も船は使わなくなり、最新技術のテレポートを使って貿易を行なっている。
「お前たちだって、いずれいけるかもよ、いやって言うくらい……」
赤いバンダナの隣に映っている洋介がまゆ毛をひそめて話しかけてきた。
『て、事は転校!?』
「そうだ」
……………………
それから2以上話し合った。
転校手続きも終わり
一週間が早くもやって来た。