keep your smile 27

ピーチピンク  2009-06-26投稿
閲覧数[161] 良い投票[0] 悪い投票[0]

拓人の足は、いつのまにか美優の住む町に向かっていた。

以前、自分が住んでた町だ。バスの中で、今後の自分、今後の美優がどうなっていくのか考えていた。

バスが駅のターミナルに到着した。美優の町を通ってるバスに乗り替えるため、そちら方面のバス停まで足早に歩いて行った。

行き先のバス停の表と料金を確かめる。

小さい頃、母とこのバス停をよく利用していた。

表を見ながら、懐かしいバス停の地名を目にし、母との思い出を思い出していた。

少し胸が熱くなった。

しばらくすると、バスがバス停に近付いて来たランプが付き、バスがバス停に到着した。

行き先のアナウンスが流れ、乗車側の扉が開いた。

拓人がバスの中に吸い込まれていった。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ピーチピンク 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ