『出会い』
「もしもし?百?ぉ〜ぃ」
「はぁ〜ぃ。何ぃ..?」
「何ちゃうやん!起きや!!!」
「うん。。」
いつもの朝。
いつもと同じ日々。
の、はずだった。
「ぁ〜あ。二度寝しちゃった。」
結局起きるのは夕方。
「しんど。」
私の口癖。
私は、上本 百(ウエモトモモ)
今日から中学三年生。
学校はほとんど行ってない
問題児だ。
「もし〜?くぅ〜?遊ぼうやぁ〜!」
「いいで〜」
これもいつものやりとり。
「くぅ〜ごめん、ごめん。待った?」
「30分遅刻な!常やん」
「ごめんて!!ってかあそこにおる女達だれ?こっち見すぎやろ。」
私はいつも喧嘩っぱやい。
「も〜喧嘩はやめろよ!」
くぅはいつもとめる。
「ぁ!蓮!」
私のいとこだ。
同い年で男だが兄弟のような仲だ。
「となりにいる人達わ?」
「一個上の先輩!翔太君と健太君。」
「こんにちわ〜」
これが健太との最初の出会いだった。