一ヵ月に一度記憶を失う病気…
病名は忘れた…
覚えていたって何の役にもたたないから…
亜矢「いただきます」
秋良「…なぁ、俺の病気って治らないのか…?」
亜矢「…秋のお母さんしばらく帰ってこれないって言ったよね?」
亜矢「秋のお母さんは治療法がないか必死になって探してるの…」
秋良「……見つからなかったのか?治療法…」
亜矢「秋の病気は手術で治せる…けど、成功率は10%以下って…言われて」
亜矢「秋のお母さんは今、他の治療法が無いか探してるの…」
秋良「そう…か、手術で治せるのか…でも10%以下か…」
秋良「なぁ、デート行こっか」
亜矢「…え」
秋良「俺、手術受ける」
亜矢「…ダメだよっ!…10%以下なんだよ?死ぬかもしれないんだよっ?」
秋良「死なない…約束しただろ?これからはずっと一緒だって…俺はかならず帰ってくる、そしたらデート行こうな」
亜矢「……帰ってきてね、絶対」
手術当日…
手術は長い時間を要した 6時間経って手術中のランプが消えて医者が出てきた
医者は説明した…何を言ってるのかよく分からなかった…
ただ言えるのは、手術は…失敗に終わった
そして、秋は深い眠りについた…
続