『係の人に従って、
避難して…!?』
……………………ッ!?
途中から声が聞こえなくなった。
「なんだってんだ!?」
カイトは周りを見回す。
「ッ!?」
(なんだあれ、見たことねー機械ッ!)
(あそこは確か、フリールーム!)
親父が話しかける。
「おい、カイト逃げるぞ!!」
(おもしれー!最高にいいね!)
ダッ!!
「おい!!カイト!!」
「あの子、こういうハプニング大好きだから…!」
「まったく…」
走って数分後のこと、
足元に人形見たいのが落ちていた。
「なんだ?」
触ってみた。
「…………ッ!イタタタ…………あのいんちき博士め!!」
小さい人形らしいロボットが人間の言葉を話した。
「なんだ?最新のロボットか!?」
「これは失敬!僕の名前はナビロボのウルフです。」
「ナビロボ!?」
「はい、機械全般運転可能が出来る、ナビロボです。」
「そうか。俺は今、急いでんだ!謎の機械がコロニーの外に飛んでいて!」
「あの博士のせいだな…
あの、宜しければ、ご一緒してもいいでしょうか?」
「機械ならなんでも運転できんだよな!!」
「はい!!」
「よし、頼りになりそうだし、ウルフついてこい!!!!」
ダダダダ!
「宇宙カートポットがあるんで、それに乗ってあの機械を射撃しましょう!」
「宇宙カートポット!?…………なんだそれは?」
「最新宇宙型対戦用飛行機です。試作品ですが、」
「いいね!非日常のアニメみたいな世界で!俺はこんなのに憧れてたんだ!!」
(この軒が終わったら、かなちゃんに電話で伝えてよう。!)
「見えました。あのデッキの奥の扉です!!」
ガシャン!!