温泉旅行の前日から、一也が亜樹の家に来た…
朝いつも通りにご飯を食べて用意した…
亜樹の家から車で3時間かかった…
予約したホテルに着いた…
「亜樹、露天風呂に入ろう」
「うん、いいよ」
亜樹は、久しぶりに一也とお風呂に入った…湯舟に浸かっていると一也が話し出した
「急に温泉とか言って、ごめん…」
「なんで…謝るん?私は行きたかったから嬉しいよ」
「そっかぁ…よかった…亜樹に無理言ったかなぁって思ってたから」
そう言うと、一也は亜樹を後ろから抱き寄せた…
「亜樹…ちゃんとご飯食べてないんじゃない?痩せてる…ごめん」
亜樹には、最後のごめんの意味が分からなかった…
夕食は、地元の食材を使った懐石料理だった。二人でお酒を飲みながら楽しいひと時だった…
食事が終わって、外に散歩に出掛ける事にした…一也は、亜樹の手をしっかり繋いでくれた…
「亜樹といたら、マジで落ち着く…今までの誰よりも」
「私も、一也と居たら楽しいし落ち着くよ。ずっと一緒にバカ言ったりしたいねってそれは、無理だね…一也の目標達成までだよ」
「そうだけど…亜樹は、遠距離恋愛とか出来るタイプじゃないね…寂しがり屋だし」
「してみないと分からないよ〜」