一泊旅行なんてあっという間だった…
旅行なんて初めてだったし、何より一也に言われた事がすごく嬉しかった…
亜樹は、泣くのは止めよう、強くなろうって決めた…
一人で居て退屈だから、何か資格でも取ろうと思って学校に通い出した…勉強してる間は、一也の事を考えなくて済むからよかった…
一也が旅行以来、久しぶりに亜樹の家に来た…何か、一也の様子がいつもと違っていた…
「亜樹?今日泊まってもいいかな…」
「いいに決まってるよ。一也が好きなご飯作るよ。何が食べたい?」
「亜樹に任せるよ」
「明日の夜は、俺がご飯作るよ」
花南と亜樹は喜んだ
久しぶりに3人で、ご飯を食べて楽しかった
花南を寝かせた後、いつもの様にソファに座った…
そして亜樹は、覚悟を決めて一也に話しを切り出した
「ねぇ…一也何か話すことがあるんじゃない?」