自由とは一体何か。若者は自由だ。何不自由なく育った環境で不平など一つもない。あるとしたら病気だ。病気の人は自由が制限される。自由を病気と捉える事は出来ない。何故なら領土は帰らず、今もって戦争の後遺症で悩まされている。
人間は戦争が好きなのだろう。だから戦争映画がもてはやされる。あのような悲劇は自由ではない。寧ろ、精神を病んだ自由がある。戦争は人間を殺すのだ。簡単に、死を選択した若者は簡単に死ぬ。戦争にもならない。戦争とは、救うことで人間の種族を守ろうとする。だから貴いのだ。
人間の戦争で、こよなく愛した人間が犠牲となって死んで逝く。そこに尊さがあり、人間の死を賭けた愛国に通ずるものがある。愛国とは、正に将たる器だ。その器にしたって死を賭けている。兵隊だったら死を選択して可笑しくない。
このような雲行きで、冗談も言えず、戦争に駆り立てるのは、正に領土と均しい。地方分権政治が取り立たされ、愛国を我が者に戦う勇ましさもあるまい。人間は死するべき時に、死を疎かにすると何も出来ないということだ。死の尊厳が貴ばれ、戦はなおざりでは見失っている。誰でも生きる権利は持っている。守るべき道筋を違えると何も出来ない。