そう、友達とあの楽しかった日々には戻れないのだ。
“あの日”からすべてが壊れ始めてしまった…
あれは、あたしがいつもどおり友達と話しているとき…
「あたしの運動着知りませんかぁ??」
クラス中に響き渡った。
みんなが、どよめきながらその子の話を聞いていた。そしたら…なんと、あたしのロッカーの中にその子の運動着が見つかったという。
あたしは、みんなに思い当たらないと言った。
でも、誰も信じてはくれなかった…
これが“あの日”の出来事である。
そして、あたしの人生が変わった日でもある…
あたしは、“あの日”の出来事を境に、いじめられるようになった…
友達だった子もあたしをのけものにして、あたしは孤独になった…