「浮気・・・」
「また?」
「もう、何で私ばっかり、死にたい!」
「それも何度目?」
こっから落ちたら・・・私はフェンスをガシャガシャする
「なら死ぬ?」
「え?」
指が首に食い込む
息が出来ない
「何で・・・」
「死ぬんでしょ?」
違う、違うの本当は違うの・・・力が緩む
私は突き飛ばした
「近寄らないで!何なの!」
「死にたいなんて言うから」
「嫌!死にたくなんかない!」
無我夢中で叫ぶ
「分かってるよ」
私は抱きしめらていた
「簡単に死ぬとか言わないでよ・・・」
彼女は泣いている
私も
「・・・ごめん」
「・・・うん」