この事件は過去に存在した隠された真実である。 警察も警備もあえてなかったという話で封印されている。 S県Mデパ-トで閉店近くの 赤ちゃん連れの主婦に知人の赤池警備員が声をかけた。 「もしもしお客さんもうすぐ閉店になりますよ。」
30くらいの主婦と赤ん坊は返事をしない。ずっと宙を見たままでいやに生気が無くて人形の様にまっ白い。
ベンチに腰をかけたままで
赤池は ああマネキンか?と 二体に触った。
そのとたん 赤池の手が二人の体をすりねけた。そしてドライアイスが溶ける様に水煙をあげて上半身が消えて行く! ギヤ-ツ!驚いた赤池は携帯電話でデパ-トに報告した。その答えは驚くものだった。 「気にしないで下さい。10年前からあの客は指定席に座ってますから」と。 赤池はこの事件の後 いきなり配置転換になった。