そして、いつの間にか修学旅行の日が来た。
あの日、心たちが修学旅行があると気付いてから一週間しかなかった。一週間の間に必死に準備をした。
『準備間に合ったね!』
「なんとかね〜!(笑)」
修学旅行の集合は早朝だった。まだ暗いのに歩くのはきけをということで、今日は彩のお母さんの運転する車で集合場所まで移動しているのだ。
「持ち物確認する?」
『そうだね。携帯!』
「OK!ヘアーアイロン!」
『OK!お小遣!』
「OK!お菓子!」
『OK!』
「『完ぺき〜〜〜♪♪イェ〜☆★」』
(*・∀・)人(・∀・*)
思わず二人で手を叩いた。
「不要物ばっかじゃないの?!」
彩のお母さんが突っ込んだ。
『ナイスツッコミ☆★』
「だねッ♪♪」
「もぉ〜!!先生にバレないようにね?」
「『はぁい」』
「『香澄!!』」
「心ちゃん!!彩ちゃん!!」
『揃ったね』
「「うん♪♪」」
こうして修学旅行の京都へ旅立った。
続く…