堕ちる 3

もこ  2009-07-13投稿
閲覧数[209] 良い投票[0] 悪い投票[0]

あたしには新鮮だった。あたしにはすきなひと、あなたには可愛い彼女がいた。

今時めずらしく、真っ直ぐに感情をだして突き進むあなたは羨ましかった。そして、人の心にすっと入ってくる。

寂しいから独りにしたらやだ。
一緒にいて。

そんな台詞はあの時から、変わりなく上手かったね。気付けばあたしたちにすんなり溶け込んでた。



3月、悲しい別れの時。好きだったバイトの先輩は、地元での就職が決まり他県へと帰ることになった。
あたしも仕事が決まり、バイトを止め、残りの一月をもてあましていた。

先輩がいなくなって、寂しくて仕方ない日を送るのかと思っていた。

あなたが全てを変えたんだよね…。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 もこ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ