ある犬の話

エデン  2006-07-21投稿
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僕の名は「コンタ」、どこにでもいるただの雑種犬さ、そして僕は「坂原」さんの家のペット。
毎日、同じ事の繰り返し、でもそれが楽しい。

「コンタ、散歩に行くぞ!ほら、暴れないで」、彼の名は、「坂原五樹」僕の飼い主であり、僕ね大切な人でもある。
「コンタ、そんなに引っ張るなよ〜」。僕はこの散歩の時がうれしくてたまらない。他のところに連れてってくれる唯一の時間だからだ。
「コンタ、もう少し先に行きたいか?」僕は頷いた。「よし、じゃあもう少し先に行くか。」ありがとう五樹。
「コンタ、そろそろ帰るか?」まだ帰りたくない、と僕はつながれてる綱をぐいっと引っ張った。
「おいおい、そんなに引っ張るなよ。わかったからさ、じゃあもうちょっとだけだぞ。」うん、もうちょっとだけ・・・・・
二十分後・・・・
あー満足した、帰ろっか五樹。「お前、少し勝手だぞ。」ごめん、五樹。「まっいっか、よし帰ろう。母さん、ちゃんとコンタの餌入れて置いてくれてるかな・・・。」それは、五樹が用意することでしょと、僕はそう思った。
それから、五樹は家に帰るまでにたくさん僕に学校の事とかを話してくれた。「・・・・でよ、その時の先生の顔ときたら、と、もう家かじゃあコンタ、お前自分の小屋に入ろうね。」この小屋、窮屈だから嫌なんだ。「ごめんな、コンタ。明日、新しい小屋作ってやるからな。」ありがとう、五樹。気持ちはうれしいよ。
「はい、コンタの餌。じゃあな、コンタまた明日。」うん、また明日
五樹、大好きな飼い主様。僕の大切な人。



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