Bチームが確定し、Cチームも確定した。
一方、鳳凰学院が東近に向かっていた。
東近の校門に何百人もの鳳凰の兵隊が集結した。
神馬は問答無用で校門の玄関のガラスを割り、ぞくぞくと入っていく。
石山が駆けつけ、
「てめぇ!!なに入ってきてんだ!」
まさか石山も予想してなかった。
「構うな!来たいだけ入ってこいよー!」
神馬は
「上等だ!構わず消してけやー」
東近と鳳凰の大乱闘が始まった。
木刀が様々な東近の生徒に当たる。
始まって30分。東近の兵隊と鳳凰の兵隊が同じくらい消えていった。
東近の生徒が電話線を切ったため、先生がパトカーを呼べない。
突然、さらに校門にバイクが乗り込んできた。
「なんだこいつらはぁ」
と石山は叫ぶ。
黒い旗に、黒い特攻服、黒いフルフェイスのヘルメット。
バイクから降りた真ん中のリーダーがヘルメットを取ると、石山は口を開き、唖然とした。
「て、てめぇ」