「んー。何も予定入ってないよ。どうしたの?」
「いえ…その…よかったら今日、僕の家に来てくれませんか??」
「卓哉くん家?いいよ?暇だし!」
「よかった。じゃあ、こちらから行きましょう。近道なんです。」
はーい!!って…あれ?
なんか反射的にOKしちゃったけど…今、家って言わなかった!?
家って事はー…アレをする可能性もあるよね…?
ど、どうしよっ!?
私、心の準備がっ…!
ひゃあぁ!?
で、でも卓哉くんなら…。
って、私何言ってるの!?
んーっ!ばかばかばかぁ!!
「あははっ…!圭織さん見てると飽きませんね。色々な表情が見れてとても面白いです。」
…え?笑った。
な、なんでっ??
しかし、初めて見る彼の笑顔に私の心はもっと強く惹かれていくのを感じた…。