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ファイネストナイト  2009-07-18投稿
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第一章「家出少女」

「暑い……」


夏休みの7月の下旬の事

である。

この俺、田中 仁は女性

にも、幸運にもめぐられな
いどこにでもいる中学生。
ある出来事で、いろいろ

これからHappyな事が、

起こる知らず……

「あ〜チクショー暑い!」
ベッドが電子レンジの中にいるような暑さになっていた。

「飲み物飲み…」


しぶしぶ暑さで朝早く

おきちまった。

まだ5時、だが、夏の朝は
明るい。

下に降りて、冷蔵庫を見る
「おいおい……マジかよ」
飲み物一つも無し。

「コンビニでも、行って買ってくるか……?」

スエットだけど、まぁ

そんな人いなからいいかぁ
?と思いつつそのまま

財布を持ってコンビニに

向かった。

「暑くて我慢できね〜」

………

「自動販売機でなんか
買うか……」

「うん……!?なんだろう あの子?」

ロングヘアにタンクトップ
をきた少女が大きい荷物を
抱えて、自動販売機の前に
たたずんでいた。

「何?してるの…」

少女は怒り気味に

「お金入れたのに、ジュースが出ない!!」

仁は、ほっぺをかきながら
「壊れてるんだ?なら
ケッテ見たら?」

「もちろんやったよ!
お決まりだもんね!」

誰がそんな決まりを

決めたんだ?と思いつつ

「じゃあコンビニは?」

少女は希望の光を見つけた
かのように目を輝かせて、
「あっ!君頭いいね〜!」
こんなで頭いいって

言われたら東大生の立場

どうなるんだ!?

「俺も今から行くけど、
いっしょに来るか?」

「うん!」

… …

「なぁ、気になってるん
だけど、その荷物は何?」
「家出してきたの…」

家出ねぇ…あまり深く

聞かないほうがいいのかな?

「じぁ、泊まる家とかは?どうしてるの?」
少女は悲しそうに
「無いんだぁ…友だちも
無理だって…」

「そうか…」

少し考え…

「俺んちでよけりゃ
来るか?」

少女は少し迷ったが、

「じぁ、いいかな?」

「いいよ」

「ありがとう!」

なんで、その時、会って

少し会話しただけの子を

家に呼んだのか今でも

不思議だった。

まさか、これが運命の

出会いだったとは、今は

知らず…



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