ひたちなか市石川町にある
高級マンション、過去に
いろいろあって俺、田中
仁は中学生ながらも、親と
別居して、一人で暮らしている。今、俺の近くに家出
少女、加藤 夏奈が俺の
家の近くまできていた。
「仁の部屋四階なんだ!」
「そうだけど」
「まだ〜?」
「一番手前だよ。」
自分の部屋のドアにカギを挿して、ドアを開いた。
「ほら、上がっていいぞ」
「おじゃましま〜す!」
夏奈はリビングに行って、辺りを見回している。
「へぇーけっこう綺麗に
してるんだね。」
「まあな。」
仁はコンビニの袋をテーブルにのせ、
「なんか飲むか?」
「うん。」
袋から飲み物を取り出しながら、
「お茶と牛乳、それとアイスコーヒー、どれにする?」
「アイスコーヒーで♪」
「ちょっとまってな!」
仁はキッチンの棚から、
ガラスのグラスを取り出して、アイスコーヒーを入れた。
「ほらよ!」
「ありがとう!」
夏奈はグラスを受け取り
「なぁお前って中学生なの?」
「うん。一応そうだよ。」
(一応ってなんだ?と思ったが、別に特別気にしなかった。)
「ずっとこのままここに
いても、暇だろうから、
どっか行くか?」
「うん!いいね!!」
「どこに行きたい?」
「どこでもいいよ。仁の
行きたい所で」
「う〜ん。ゲーセンとかは?」
「いいよ。」
「じぁ、決まりだな!
さっさと荷物置いて、行こうぜ!」
(なんで俺、こんなに嬉しそうなんだ?)
「ふふっ、じぁ行こう!」
あとがき
最初のものからこれを
見ていただいた方、すごく
感謝です。今まで、見て
頂いた方は、少し夏奈が
おかしいと思う発言があるとお気づきかと思います。
この物語の重要キーワードは、「天使」「未来」の
二つです。
これをきにしながら読めばだいたいの事は、わかると思います。
次回も期待!