ノンフィクションの愛の結末29

 2006-07-22投稿
閲覧数[407] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「昭幸くんは殺されないよ!!だって、心の彼氏だよ!?心を置いてなんか逝かないよ!!信じてあげよう?」

彩が心を励ました。すると続いて香澄も

「そうだよ。平気平気」

{香澄が言うと無責任に聞こえる}

と思った心だが言わなかった。

『うん。きっと大丈夫だよね?』


このあと3人は京都へ向かう気分を上げるために新幹線の中でUNOをやったり、お菓子を食べたりしていた。

そして…

in 京都

二泊三日の修学旅行。一日目、昼間は普通に観光をした。
そして夜…
心は我慢出来ずに昭幸に電話した。


プルルルルル

ガチャ

「もしもし?」
『昭幸…。』
「心〜、修学旅行中は先生に見つかるからメールだけって約束だろ?」

{昭幸の声だ…。昭幸………}

『でも、電話出てくれた』
「もう先生にバレたしな!(笑)」
『バカッ!(笑)………明日、行くんだよね?』
「あぁ…」
『…心を……置いて逝かないで…。』

心は堰を切ったように泣き始めた。


続く…



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 心 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ