デストロイデイ??

りょー  2009-07-22投稿
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−二日後
三人は朝紀の家にいた。休校になり山ほどの課題が出たからだ。

「朝紀、ちょっと数学教えてくれ。」

「私は古文が分かんないんだけど。」

「おまえらは馬鹿か。さっきから十回は聞いてるぞ。」
呆れ返って朝紀はシャーペンを置いた。

「いいじゃないか。頭いいんだから。」
朝紀・・・1位、義春・・・109位、小夜・・・268位/300

「全くよ。スポーツも出来て勉強も出来るなんて、不公平すぎるわ。福沢諭吉のウソつき〜!」
名言を残しただけで福沢諭吉はひどいいわれようだ。
「ところで、二人はもう能力分かったか?」

「「いや。」」
同時に答える二人。

「そうか。ちなみに俺は水だった。」 

「もう契約したのか。どうやって?」
義春はそう朝紀に聞いた。
「一回死んだ。そしたら契約出来た。」

「一回死んだってえらく軽いわね。」

「まあな。ついでに俺の霊獣はペンギンだった。多分水に関係するからだな。」熱心に話しを聞く二人。

「確かになんか水っぽい。柔軟な発想が出来てかつ冷たいし。」

「冷たいってなんだ冷たいって。」

「だったら勉強教えてよ。」
「分かったよ。やればいいんだろ。」
上手く話に乗せて義春に向かってウインクをする小夜。



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