本文
「ほら,楓が寝坊するから終業式遅れちゃうじゃん。」
楓とマキは学校に向かって自転車をこいでいた。
「マキ速いよちょっとまって。」
「もう楓遅いから先いくよ」
マキ先行っちゃった。
そこであいつとあった。
凄くかっこいい人。
「ガシャン。イッターイなにすんの」
「ごめん。急いでて」
「いえ全然気にしないでください。」
楓は一目惚れした。
「あの名前は」
「じゃ急いでるからじゃあな」
あいつはすぐにどこかに行ってしまった。
「やっばい時間ないよ〜」
あの人名前なんて言うんだろう気になるなぁ、まぁいっか。
「楓遅いんだよ。もう終わっちゃったよ。」
「ごめんごめん」
手を合わせて軽く頭を下げた。その直後あいつが体育館から出てきた。
「あぁーあの人なんでここにいるのー」
続く