エキゾースト?

VEGO  2009-07-24投稿
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一週間後。午後11時半。

健助は理奈を乗せた原チャリで住宅街のコンビニに向かっていた。
服はカジュアル系で結構センスが良い。

が、その服と裏腹に健助の顔は後悔に満ち溢れていた。

同時刻。
コンビニの前には2つの影があった。

1つ目の影は伊勢紅葉。
車止めに座ってケータイでメールを打っていた。
もちろんギャルの格好だ。

2つ目はボブ・ブローズ。
バカデカいバイクに座ってコーラを飲んでいる。
ボブの黒のB服はコンビニに寄ろうとしてるヒトを遠ざけていた。

紅葉「理奈っちと健助遅いね」

ボブ「健助怖じ気づいて来ないんじゃねーか?」

紅葉「ダイジョブだよ。 理奈っちノリノリだったから連れて来―」

ボブ「来た。」

遠くを見なら紅葉の言葉を遮った。
そこには2ケツで走ってくる原チャの姿があった。

ボブ「Yo! 遅ぇよ」

理奈「ごめ〜ん 私が準備に時間かかっちゃって」

ボブ「健助のせいじゃないならノープロブレムだ」

健助「何でだよっ!!」

紅葉「あはははっ あっ!健助原チャ無免許でしょ!!」

健助「俺がダメならこいつのデッッッカイバイクはどうなんだよ!?」

ボブ「…」

紅葉「ボブちゃんが自転車に乗ってるトコなんか想像出来ないでしょっ!」

健助「…確かに」
健助(てかボブちゃんって(笑))

理奈「取り敢えず全員集合だから早速行こっか♪」

健助(何でこんなにノリノリ何だよ…。地震とか起きて中止になれーーーっ!!)

健助の願いは届かず一同は廃病院に向かってバイクを走り出した。

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