新『作品紹介』〜翔(第3回)

 2009-07-25投稿
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翔です。

今日は手短かに、一作だけ紹介しようと思います。

私が今回紹介するのは、
『砂春陽 遥花』さんの
『MLS‐001』です。

ストーリーは作者に敬意を表し、この場では言いませんが、かなり奥の深い内容となっており、現在も物語は進行しています。

無機質なタイトルに、当初この作品を見落としておりましたが、途中気付いて読んでみると、その筆力に驚きました。

『重い心を支える膝』
『乾いた灰色の疲労感』
といった、印象的な言葉の数々。

それから、携帯小説の世界では皆無に等しい、豊富な情景描写。

どれを取っても素晴らしいと感じました。

もちろんストーリー自体も非常に面白く、読んでいる人を飽きさせません。

ただしタイトルについては、もう少しイメージし易い名前でもいいのかなぁ…と素人考えで思ったりもしましたが、恐らく最終的にはこのタイトルが“必然”なのでしょう。

そして物語はまだまだ序盤…といった感じで、今後の展開に期待です。

(おわり)



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