本文
「そっか楓知らないんだっけさっきうちの学校にきた松岡健介君だよ。」
松岡 健介って言うんだ。
そんな時,松岡君が近づいてきた。
「さっきはごめんな。」
「いいよ。こっちも悪いし。」
楓は赤面で答えた。
「え,なに楓知り合い」
マキは少し苦笑ぎみで言った。
「知り合いって言う程じゃないよ〜」
「なーんだ違うのか」
マキは残念気にいっていたがその顔には笑みがこぼれていた。
「じゃーなこれから用事あるからさ、あっ君名前は」
「楓です。」
「マキで〜す。」
「楓とマキかじゃあまた今度。」
「じゃあね〜」
マキと楓は帰りの道で健介の事を話した。
どうやらマキも健介に一目惚れしたらしい。
楓は自分もとは言わなかった。
いうのがこわかった。
実際マキは可愛いしけっこう男子にモテる。
楓も可愛いとは言われるがマキにはかなわないと自分で決めつけていた。
恋がこんなにつらいものになるとは思いもしなかった。
次の日
もう夏休みかぁ〜どうしよう。松岡君って携帯持ってるのかなぁ〜
ピンポーン家のベルが鳴った。「向かいに引っ越してきた松岡と申します。どうぞよろしくお願いします。」
まさかと思い楓は家を飛び出した。
続く